9月1日 防災の日を前に考える

9月1日(木)は防災の日です。

特に今年は3・11東日本大震災後なので全国民が震災について真剣に考え防災訓練に取組むことと思います。1週間は防災の週になるので我が子が通う幼稚園と小学校の訓練にも参加しようと思っています。

振り返ると、3月11日はたまたま会社を代休で休んでいました。あの震災が起きた2週間は当社においてもあわただしく日々が過ぎていきました。当社の管理している別荘地が宮城県川崎町にある為です。

(3・11震災日)

◆妻と子供二人連れて東大和市の上仲原公園で遊び、目の前のampmのコンビニでアイスを食べている時、地震発生。急いで子供を外に連れ出すと電柱も隣の西松屋の看板も大きく揺れている。

◆店内を見ると一緒にいた女子中学生がケラケラ笑って中にいるので、窓ガラスをドンドン叩き、外に非難するよう怒る。その内、店員やお客も外に非難してきた。

◆会社へ連絡

◆社員、友人、関連先が連絡とれない

(3・12)

◆会社で緊急会議

◆気が狂ったように安否確認システムをかけ続けても社員と連絡とれない。

◆情報の頼りは仙台の青年会議所メンバーが発するツイッター

◆小学校の男女仲間との集まりを中止する

(3・13)

◆青年会議所の先輩がツイッターで情報を呼びかけてくれる (感謝感激)

◆現地に行こうにもガソリンパニック、食料品買いだめパニック、そして車の県規制などがあり行けない

◆青年会議所の先輩が福生方面で食料品買えるから宮城社員分を買おうかと連絡くれる(感謝感激) しかし、送る手段なく気落ちする。

◆どうか、社員が無事でありますように

(3・14)

◆群馬営業所でガソリンと食料を調達でき、社長が夜中現地へ出発東京で会員連絡待機を私が受け持つ

◆隣町の村田町役場の町長のツイッターを発見し情報収集

(3・15)

◆夕方福島県に脱出した社長より連絡入る。午前中に現地入りでき社員の無事確認 うれしかった

◆現地は電気・ガス・水道使えず、ガソリンもなく、食料買えそうな山形方面へも行けない

◆川崎町役場の給水所へも行けないので、社員が2時間歩いて別荘会員に飲み水限定で管理事務所に給水設置

◆社長の車が日光までしか燃料なさそうなので群馬営業所社員に燃料積んで日光にむかわせる。

◆宮城への第二便に備え食料を群馬で調達準備

(3・16)

◆別荘会員への対応

(3・17)

◆義捐金5万円振り込む (3・18~24日)

◆青年会議所の義捐金募金活動の手伝い

◆青年会議所の市内の方々より救援物資集め・・・・人の心って本当に温かい

◆東大和市の業務スーパーで宮城社員への食料調達できる。保存食ばかりだろうからハムの塊、子供ど老人がいたっけせめてこんなお菓子で気がまぎれてくれればいいが・・・・・。頑張れ・頑張れ

◆美住町のヤマト便に夜持ち込んだら、配達店の秋保店までしか配達できないとの事。っくー(悔)  翌日、佐川急便にTELしたらOKとの事(安) (3・25~4・12)

◆福島県浪江町で田植え事業をした時にお世話になった人を助ける活動開始

◆メンバーの店である井の頭公園のいせやで浪江復興協議、現職議員とメンバーで久々の焼き鳥とビール

◆浪江町知人へ義捐金1万円

◆震災後に色々な会合・場所・社員へ義捐金を入れてきたが、そろそろ限界。できる範囲とはいえできれば直接の知りあいにもっと有効的に渡したかった本音も感じる。浪江の人の話を聞くとほっとけないよ・・・・・・・・・・・・故郷が戻れず、懐かしい海にはカラスの大群が・・・・埼玉県に着のみ着まま一 家総出で妹の場所へ非難しても、前向きに会社を興して頑張ろうとしても、コピー機が買えないetc・・・・もう少し自分にお金の余裕があればせめて 100万円位は渡してあげたい・・・自分の力不足が悔しい男として

(5・30)

◆被災者の別荘購入のお手伝いと亘理町や丸森などの預かっている物件の確認へ宮城県へ出張する亘理町から仙台空港方面へ雨の中、車を走らせる。かつての風景は様変わりし家は流され海の荒れ模様がはっきり分かる。電柱は折れたまま信号機が点灯しない場所もあり、パトカーが誘導している。
車を走らせていると、だんだん、頭が偏頭痛になってきた。胸も苦しくなり車を停車させて車外にでて酸素吸入・・・・・宗教は入信していないが、前に信頼相談している霊媒師に言われたことがある。あなたは霊感が強いので、特に不動産という仕事をしているのだから、その土地土地で地祖霊様に挨拶するのよ・・・何か感じたら肩を手で払いなさい、と・・・宗教的とか関係ないしに何か念を感じてしまう

021  022

(7・27)

ある会に参加し「安全・安心な街づくり」がテーマの会合に参加した。東村山市の渡部市長様と防災課の小山様が参加してくださり、参加者全員でディスカッ ションした。私がディスカッションのまとめを発表したのでその際、色々意見を言わせていただいた。実際に防災訓練は学校だけでなく市民全員でできないか、と。防犯・安全・予算の諸問題はあるがこの時期・このチャンスを逃してはいけないのではないか?実際に人が防災訓練で動けば、本当の意味でのシュミレー ションを行政も確認でき何がふそくしているか確認できるはず。我が家は美住町に在住し、緊急避難場所の中央公園や富士見小学校に行くにも陸橋が渡れなかっ たら行けないし、八坂小学校までは火災・倒壊が危険な高層団地の中を子供が歩いていかなければならない怖さあります。どうか行政には今一度、智恵と行動勇 気を絞って欲しい。

(結びに)

改めて、この度の東北地方太平洋沖地震において、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、お命を犠牲にされた御霊に謹んで哀悼の意を表します。

3・11より、すでに人生の悲しい物語がはじまった方々も歯を食いしばり生きています。

悲しい記憶は消えません。

けれど悲しい記憶が、今後の生き方の目標を導き出してくれるものと信じております。

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