何が必要かって!愛だよ愛

静岡県伊東市の住宅一等地で当社売主の住宅地を販売しております。昨年末に続きお客様より前向きな相談が入り急遽静岡県に出張してきました。長時間にわたる商談をまとめフラフラになりながらロマンスカーに乗り込み新宿に到着しました。西武新宿駅まで歩く途中、美味ラーメンで有名な『大勝軒』の看板をみつけました。新宿東口にオープンしたようです。
19時過ぎた時間・ラーメンの小池さんに負けない位のラーメン好きも手伝って寄ってみることにしました。金曜日の夜だからかでしょうか。席に座るまで30分程待ちましたが無事着席。お決まりの「もりそば」を注文しました。どこの大勝軒もそうですが独自の太麺が茹で上がるまで時間かかるので席にてボーッと座っていると、やけに左隣の2人連れの会話が耳に入ってきます。一人は年のころ50歳前後のおじさん。その連れは 30歳前半の女性という組み合わせ。その男性の声が聞こえます。「ここのラーメンを一度食べさせたかったんだよ」静かにウンウンと頷く女性。さすがに直視できないけれどかすかな視界より笑顔で頷いている様子が伺える。2人の会話も元気な店員さんの声で途切れ途切れしか聞こえませんがさらに男性が話続け る。「んーそーね。ここのダシはカツオとさニボシでさ・・・・ぅーそーだね。ハハハ、チュルージュルルーんー美味いね!ニーッ(笑)」明らかにこの 男性が30歳の連れの女性に気を使いながら話している様子がわかります。一方、連れの女性は多くは語らないけどいたってナチュラルに男性と接している。きっとこの二人の関係は会社の上司と部下なのだろう。恋人関係や不倫カップルは周りからみて何となく想像できるが、どうみてもそのような関係には見えません。私、この二人の空間を隣席で感じながら微笑ましく感じました。ラーメン店をでて新宿のビル・ネオン街を抜けて駅についても、この二人が頭から離れなかったです。それには私なりの理由<ワケ>がありました。先週、契約の為宮城県の営業所へ出張した時のことです。この出張の目的は契約業務が目的でしたが、ついでに現地社員とあるテーマーのミーティングもする必要がありました。社員がある業務で大きなミスをしてしまったからです。宮城の営業所では私が現地に行くとお昼ごはんなど近くで買う場所がないので毎度ごはんを用意してくれます。行く度に悪いので今回は私が近くの『釜焼きピザ』を注文しました。料金にして3500円ジャスト。お昼にしてはまあまあの値段です。この時の私の気持ちはいつもすみませんねー的な気持ちでピザをおごりましが・・・・・・・・。違う。何かが違う。ミスを犯した社員の気持ちもよく聞いたつもりだ。それに対し適切なアドバイスと考え方の指導したつもりだ。社員も私に自分の考えや気持ちを訴えてきた。それに対し精一杯真摯な姿勢で真剣に話したつもりだ・・・・・・・・・・・・・・・。でも・・・その時の自分に足りないことが今わかった気がする。愛が足りなかったんだ。愛が・・・・・。組織というしがらみの中で、人を動かせるにはまず第一に権力・権限が必要だと思います。そして第二にお金(の権限)
では一体、権限や職権、お金の権限がない自分が人の心をつかむには何が必要かといえば、愛しかなかったんだ思う。仕事をするうえである物事に対し意見が衝突することがある。その場合両者の意見とも正論というケースはただある。そうした場合、上の立場の人間が正論を通せば使われの身が意見を引っ込めなければなりません。どこの社会も一緒だ。仮に下の立場の社員の意見がもっともでも上の立場から物を言われればグーのネもでない。みんな一生懸命仕事に励んでいるんだ。誰が好き好んでミスをするものか。仮に私が経営者だとして使ってやっているんだーとの姿勢で社員に接すれば、たいていの頭をもった人間ならみすかすだろう。そのような気持ちが続けば、生活の為にガマンするという生活防御な仕事態度になってしまうでしょう。当社みたいな社員十数名の会社は少数精鋭の体勢でのぞむ必要がありその為には社員の愛社精神は絶対必要です。愛社精神までいかなくても自分への仕事の誇り、それが難しければ事業計画をしっかりたてその目標に向かう楽しさを感じる必要が重要です。あの大勝軒のおじさんも、女性とどのくらいの親密度かわからないけど努力していたでないか。・・・・・・・・・・私こそ失敗でした。ちかじか宮城行きもう一度同僚の心を助けに行こうと思います。