不動産業に携わっていますと、世の中の経済の流れが実感できます。特に、当社のように都心物件から郊外物件の売買、郊外の賃貸、そしてリゾート物件を扱っていますと所得格差社会を痛感致します。
賃貸においては、高齢者にかぎらず生活保護を受けなければ生活に困窮する方もいれば、退職金をゆとりある「田舎暮らし」に使える方もいらっしゃいます。
昨年より、団塊世代の定年退職が始まり、色々な業種の会社が退職金を狙って営業戦略している世です。もちろん当社のリゾート部門を同じムジナですが(笑)。このように所得格差がある社会になることは数年前より色々な評論家の先生が予想しており、そのような本を読み漁っている私自身も、平成10年ごろより会社の知人によく話していたもんです。
「ねー、マスコミで勝ち組・負け組みって言ってるでしょ。勝ち組に入れればいいけど、本当にそのような社会になったらアメリカみたいに日本でもスラム街ができるのかな?今でさえ、社会につかれた大人が援交なんてしているんだから、まっとうな精神の子供が減っていくんじゃない。」
それからまもなく、渋谷あたりでは、ガングロ姉ちゃんが出没し、最近ではニート族、さらにはネットカフェ族なる人達がでてきました。そして、ニュースでは、子供が親を、親が子供を戒めるような胸が痛くなるニュースを見る悲しい世の中になってしまいました。・・・・・・・・・・(事項に続く)