卒園式

先週、長女の卒園式がありました。

昨夜、保育園からいただいた卒園文集に目を通してみたのですが、どこの親御さんも抱えている不安は一緒だと感じました。文集の中に親から子供へ向けてのメッセージを書く場所があります。概ね書かれている

内容は、はじめて子供を保育園に預ける時、子供が大泣きし別れるのがつらかったとの感想が多かったです。私の場合も同様の感想をもっています。毎朝保育園に娘を送る役目はたいてい私です。不動産業は週末祭日が営業日みたいなものですから、小学校に通いだしたら殆ど娘との交流する時間がなくなってしまうので、せめて保育園の送りと朝食は一緒に時間を共有しようと心がけていました。私たち夫婦にとって初めての子育てでわからないことずくしであり、保育園の先生方には大変お世話になり感謝しております。

入園当初は、泣きわめき私から離れなかった長女も、今では保育園に行きたくてしかたがない様子です。

運良く、担任の先生に恵まれたのも神様に感謝です。先生はいわゆる熱血先生!子供をしかる時、感受性が強いのかすぐに泣いてしまう先生でした。きっと、子供に真剣に話すからだと思います。私自身、小学校5・6年生の担任が自分の人間形成の基礎を育んでくれたと思っており、長女には、いますぐでなくてもいい。いつかは自分のことを真剣に見つめてくれた先生方がいたから成長できたのだという事実に、是非気づいてもらいたいと切望しております。

私の人生設計(その2)

所得格差が続く今の社会で、私たちはどれくらいの年収を確保すればいいのでしょうか。

私自身で言えば、子供がまだ小学校にもあがってないので教育費が心配の種です。親心として、子供がかわゆくて仕方がないので余計に悩み事になっていきます。一般的に、大学卒業まで子供1人にかかる教育費は、一人当たり3千万円~4千万円といわれています。我が家は、今度産まれてくるベビーいれて3人の子供がいます。私の昔からの知人は耳にたこができるほど聞いているのですが、子供は3人欲しかったので、今の状況に満足しているのですが、3人の子供を育てるには、4千万円×3名=1億2千万円のお金が必要です。

今の私の年齢が36歳で、一番上の子供もこれから小学校なので末子が大学卒業まであと22年間。36歳+22年=58歳までに、1億2千万円稼ぐ必要があります。
1億2千万円÷22年間=1年あたり約550万円
それに、日々の生活費用を年間計算すると+500万円上乗せすれば、そこそこのゆとりある生活が送れるのでしょう。しかしその現実は税金を上乗せすれば年収1000万円は必要になります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無理だな(笑)
まったくもって庶民的な考えで恐縮ですが、どうも自分自身の感覚がここ数年間、デフレ社会に慣れてしまっているようです。デフレのときには物価が下がってきますから現金を持っていたほうが安心です。

牛丼やマックのように価格が手頃で、回転すし屋さんも信じられない値段で楽しめます。生活していても衣食住に不満がない生活を送りすぎたようです。しかし、今後インフレに転じた時の戦略を今一度しっかり考えておこうと思います。

一つ:住宅ローンの残高を10年きらない程度に繰り上げ返済を頑張り担保設定できる状態にし金融機関の借り入れ枠を把握しておく

二つ:年収1000万円は目標に頑張る!

三つ:株式投資は、長期の分散投資に挑戦したいけどやめとく

四つ:外貨FXには挑戦してみる

五つ:不動産投資物件を購入する

ETC・・・・・・・・

色々な構想はありますが、妻の了解も必要です。よって妻には、「先日経済の勉強をしてね」とささやいたのですが「興味ない」との一言。しまいには「それより、うたた寝しないでもっと電気代節約してよ」とつぶやき!

結局、節約ぐらいが庶民にできる今後の最良の手段で、悔しいけど妻の行動が正しいとは思います。

きっと、私も自身の理想のライフスタイルがみつかれば、あくせく働かずスローライフを目指すでしょうが今は、かわいい子供たち、そして愛して結婚した妻との老後生活の為60歳までは無我夢中で働こうと思っているのですが、ラットレースに入ったとは思いたくない今日この頃です。

(次回は、不動産屋の感性としての、今後の不動産投資物件の買い方目安を書きたいと思います)

私の人生設計(その1)

不動産業に携わっていますと、世の中の経済の流れが実感できます。特に、当社のように都心物件から郊外物件の売買、郊外の賃貸、そしてリゾート物件を扱っていますと所得格差社会を痛感致します。
賃貸においては、高齢者にかぎらず生活保護を受けなければ生活に困窮する方もいれば、退職金をゆとりある「田舎暮らし」に使える方もいらっしゃいます。
昨年より、団塊世代の定年退職が始まり、色々な業種の会社が退職金を狙って営業戦略している世です。もちろん当社のリゾート部門を同じムジナですが(笑)。このように所得格差がある社会になることは数年前より色々な評論家の先生が予想しており、そのような本を読み漁っている私自身も、平成10年ごろより会社の知人によく話していたもんです。

「ねー、マスコミで勝ち組・負け組みって言ってるでしょ。勝ち組に入れればいいけど、本当にそのような社会になったらアメリカみたいに日本でもスラム街ができるのかな?今でさえ、社会につかれた大人が援交なんてしているんだから、まっとうな精神の子供が減っていくんじゃない。」

それからまもなく、渋谷あたりでは、ガングロ姉ちゃんが出没し、最近ではニート族、さらにはネットカフェ族なる人達がでてきました。そして、ニュースでは、子供が親を、親が子供を戒めるような胸が痛くなるニュースを見る悲しい世の中になってしまいました。・・・・・・・・・・(事項に続く)